2017年12月16日 (土)

パリテの会合で対談します

12月17日 午後3時〜 パリテの会合で 池内さおりさん 三浦まりさんと対談しまーす✨ 楽しみ!皆さん、いらしてくださいね💝 しかし、ビラはなぜか氏名の表記が戸籍名(笑)


実は、この氏名表記の件では、常日頃、報道関係でちょっとした違和感を感じている。
政治活動でも社会活動でも「頑に戸籍名のみ」というところがあったりするからだ。
私はプライベートは戸籍名、それ以外は通称と完全に分けて使っているが、新聞社等によっては説明しても戸籍名表記、というところがままある。それこそ高市さん等の場合は通称なのに(当時)、何を基準に決めているのだろうか?と、その判断が統一したものではないことにもなんとなくもやもやしてきた。(まあ、きっと、それなりの内部基準はあるのだろうが)
ワタクシの場合は氏ではなく名の部分なのだが、名の部分も含めての氏名権であることはなかなか理解されない。

新聞等で自分の名前を見る度に、公私の境目が荒らされたような、ちょっと哀しい感じがしたりする。

ひらがな表記も可とするとたとえば「すずき一郎」と「鈴木じろう」等々が並ぶこととなって混乱しそうな気はするけれども、その個人にとって一番利便性が高いものが、社会的にも使われるようになればいいなと思う。

脱線したが、17日、ぜひ、来て下さいまし〜!



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2017年12月15日 (金)

体外受精はセックス(性行為)か

またまた「父とは誰か」を巡って、悩ましい裁判の判決が出た。

体外受精で凍結保存していた受精卵を別居中の妻が夫に無断で移植、生まれた子と法的な父子関係はあるのか、ないのか。
本日、奈良家裁(渡辺雅道裁判長)は男性の訴えを却下し、父子関係を認める判決を言い渡した。


毎日新聞の報道によれば、判決では、凍結受精卵の移植について両親の同意が必要としたうえで、2人の当時の交流状況から、同意がなくても、婚姻中に妻が妊娠した子は夫の子と推定する民法の「嫡出推定」の規定が適用され、「嫡出子」として認められると判断したのだ。


さて、この判決でワタクシが最も気になったのは「生物学的な親子関係に争いはなかった」という点である。

つまり、子がこの男性に対し、認知の訴えを起こしたならば、男性はどのみち「父」になるであろうということなのだ。

この男性のこだわりポイントは「嫡出子」(婚姻内で出生した子)か「非嫡出子」(婚姻外で出生した子)かというところだったのだろうか??

日本における「認知」という法律はあまりにずさんで、摩訶不思議な法律なのだが(ああ、それだけで一冊書けそう・・)

たとえば酔った勢いで、とか、愛情は全くないが等々、妊娠に至る過程や当事者の意志とは関係なく、ただただ生物学的な親子関係があるか否かだけを問われる。
さらには相手が妊娠したことも知らぬまま産まれた子が、何十年後に生物学的父の前に姿を現し、認知を求めることある意味「よくあること」。
その際、認知を求められる側に受精や着床、つまりは出産に同意したか否かももちろん問題にされない。
つまりは、性行為は生殖行為であることに自覚があったかがなかったかなんて関係ない。
単にセックスして精子を放出した結果責任のみが問われる。もちろん、それは応分の。

今回の「受精卵の移植に同意したか否か」でもし父が決まるとするならば、
セックスという「性行為」はしたが、「生殖行為」はしていない。つまりは「受精卵となることには同意をしていない」と認知することを拒む輩も出てきかねない。

生殖補助医療を受ける場合、体外受精をして受精卵を作る段階でそれは性行為、生殖行為と同等とみなさないと、バランスに欠けるという話になるのではないだろうか。

いずれにせよ、生殖補助医療に関する法整備が叫ばれて、どんだけ時間が経っているのか。

ま、逆に内容を理解しない人々に変なの作られちゃたまらんので、その辺は難しいところだが、この制度設計こそきちんと人材を揃えてしっかりやらないと、今や20人に1人となった体外受精児たちの法的地位は守られない。

2017年12月 7日 (木)

「議会における働き方改革」 withテレワーク 勉強会やりまーす

議会への「子連れ出席」で賛否があがる中、
12月19日(火)午後2時〜4時衆議院第一議員会館第3会議室でにて
「「議会における働き方改革」を進め、社会を変える会」を開催します。

第一回目として「働き方改革においてのテレワークの実践」として、日本のテレワークの第一人者田澤由利氏を講師に勉強会を行ないます。
当日は別室や、姫路等遠隔地と結んで、実際どこまでできるのか他、実践してみます。
勉強会終了後には、野田聖子総務大臣に申入を行ないます。
議会で働く議員さん、秘書さん、一般企業にお勤めの方、マスコミ関係者の皆さんなどなど、どなたでも参加ができます。
趣旨に賛同し、お手伝いいただける幹事さんも大募集!!
まず、議会を変えよう!💝
Let's join us

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2017年12月 5日 (火)

子連れ=善 それ以外=悪 二元化は危険

都議会議員から、議会への子連れ出席を小池知事に要望するという動きがあると聞いた。

もちろん、それで良い方向にいけばいいのだが、
子連れ=善で、それ以外=悪 つまりは子育て支援の抵抗勢力的な、単純な議論に至りませんように。

懸念するような動きも出ているようで、この問題は表面的なことだけではなく、もう一歩深く見て行かなければならない。

二元化は危険だ。

2017年11月30日 (木)

働きたいけど「預けられない問題」と「預けたくない問題」

昨日のアップ「熊本市議会「子連れ出席」に関する補助線①「母子分離」」に対して、
思いもがけずたくさんの方々からメッセージをいただいた。

その中で、今、日本の子育て支援の課題の中に、「『働きたいけど預けられない問題』に加えて、『預けたくない問題』というのがある、というご指摘には唸るものがあった。

社会が多様化する中で、いろんな選択肢を確保して行くというのはこれまで言って来た通り、とても大事なことだと思う。
子育てだけでなく、社会参加しようと思う人々を阻害する全ての要因を取り除くべく、努力をしなければならない。

しかし、今回の騒動でどうにも違和感を持つのが、
当初は「預けたくない問題」ではなくて、「預けられない問題」としての発信だった、という点にある。マスコミも含めて、である。

だからこそ、急速にこの問題が広がったとも言える。

「母子分離」についても多数のご意見が寄せられた。

これについては、この件とは別に議論して行きたいと思っている。

2017年11月29日 (水)

熊本市議会「子連れ出席」に関する補助線①「母子分離」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171129-00000001-maiall-soci

熊本市議の本会議への子連れ出席を巡る議論が盛んになる中で、
この問題が問いかける問題には複数の論点があるが、混同してこんがらがっている感もあるので、交通整理が必要であるとも思っている。

交通整理の補助線の一本目は「母子分離」である。
今回については「待機児童対策」等よりも、「母子分離」回避の新たな選択肢を広げたいということのほうが強かったのだな、ということが、インタビューを読んで良くわかった。
つまり「預けられない問題」とはまた違った視点での問題提起なのだ。

前のブログでも指摘したが、熊本市の保育所を空き状況を確認してみると0歳児には空きがある。ベビーシッターを捜すのが大変、との事情があるのは理解するが、経験則上、こうした場合は、まず保育園入園、もしくは保育園の一時預かりを利用しよう思うだろう。(そこには言及がないのでわからないが、入園申し込み等はやっていないのだろうか?もしやっていて預かってもらえない状況があるなら問題だ)

それはそれで議論されるべき論点だと思う。
今回の議会開会の予定は15分程度というのであれば、まあ一緒に過ごせない訳ではないな、と考えたのも理解できなくもない。

ただ、通常、議員の仕事とて、15分では済まないものばかり。
責任を持って仕事を遂行するにあたっては、別な方法も考えなくてはならなくなる。

「私が目指すのはさまざまな子育てや働き方のスタイルを認め合うこと。その一つとして仕事によって母子が分離されない姿。一緒にいるのは赤ちゃんにも母親にも大切。赤ちゃんの発達にも必要で、大事な部分でもある。産休後は「預けなければいけない」ではなく、母子を分離しない働き方もできるようにしてほしい。」(緒方議員・毎日新聞)

「母子を分離しない働き方」

それを選ぶ人々がいることを私は尊重したいし、その要望をできる限りかなえ選択肢を広げることは、まさに政治の仕事であると思う。(この件については近々田澤百利さんと政策提言を行ないます)

ただ、一方で、子どもを誰かに預けることなく、仕事と子育ての両方を職場で、もしくは家庭で行なうことは女性にとっては過酷な二重労働になる可能性があることをよくよく考えなければならない。
過去の先人たちの苦い経験も含めて託児所や保育園はあるという側面を知っておいてはもらいたい。

「母子分離」というとおどろおどろしいが、それは決して悪い側面ばかりではない。
「働いている母親は、自分が一日中子どものそばについていられないことを、子どもに済まなく思うものだから、(保育園が)子どもに、家にいる母親がしている以上の「理想育児」を期待する。保育園の育児のほんのわずかの「不行届き」も、母親は非常に重大に考える。」(「育児の百科」松田道雄 岩波書店 P214)という傾向もあって、保育園に預けることに関しては、経験者以外からの「可哀想」等も含めて、誤解や偏見もあることも事実だ。

しかし、考えてみれば、この国で出生から子と母がつねに密着して育児を行なって来たのは戦後のことで、それ以前は祖父母や兄弟姉妹、ご近所等々、子育てには常に他者が介在してきていた、つまり、それが短時間にせよ、ある意味「母子分離育児」は日常であったともいえるのだ。

なので、ワタクシはあまり「母子分離」にこだわりをもたなくてもよいと思っている。
父親の育児参加が当たり前になって、父子密着の時間が増えたからといって「母子分離」とは言わないだろう。一方で「父子分離」はスルーで問題にもならないってのもね。

さて、今回の「子連れ出席」が父親だったら、世論はどう反応しただろうかなとも思う。意外に受け入れたかもしれないと思うのはワタクシだけだろうか。
逆に言うと、それだけ母親への一方的な育児プレッシャーも強いということなのだろう。

何度も繰り返すが、この問題で一番後にされるのが子ども、である。
子どもは当然ながら「ママがいい」。
・・と皆さん、思っているかもだが、実はワタクシは1年間、3時間おきに保育園に通って母乳育児をしながら、そこで鑑みた多くの子どもたちの表情や行動を追って、「そうでもないんだな」ということに気がついた(笑)
それなりに、みんなご機嫌でやっている。
なぜか。「ママが一番」じゃないのか。
いや、もちろんそれはそうなんだけど、そこで気がついたのは、
子どもには親だけでなく、それ以外の信頼できる大人も必要である、ということだ。
それが社会と出会う、という第一歩なのだ。
乳児とてそうであることを、ワタクシは「天使組」(ちとせ保育園0歳児)の部屋でつくづくと学んだのである。

ひとみしりの時期や、イヤイヤ時期。子どもの月例ごとの育ちに合わせた成長がある。
母子密着で職場にいるよりも、時としては分離して保育園にいた方が良い場合もあることを親は忘れてはならぬ。
その可能性を排除すると、結果的に子どもにとってできうる限りでの最適環境を与えることができなくなるからだ。
少なくとも、本会議場は母と一緒としても子育ての最適環境ではない。15分以上は。

緒方議員については、個人を存じ上げないので、報道ベースとなるが、妊娠時、出産後も体調が悪く、議会には出席しておらず、今回から復帰ということだったらしい。
産後体調が悪いというのはどれほどつらいことだろう。お見舞い申し上げたい。
今後の議会も採決には出る、と記事では書いているが、他に関してはは出席が叶わないかもしれないという残念な思いや焦りもあるだろう。責任感を持った議員ならば当然である。

体調が悪ければ、本当はお子さんの面倒をしっかりみてくれる、安心できる育児のパートナーを見つけられたら、ゆっくり休めて回復も早くなるだろうと思う。しかし、職業人として十分に職務が果たせていないと思うと、逆に子育てだけでもしっかりやらねばと思ってしまうというのはままあることだ。
特に母乳育児をしている場合はその思いも強くなる。
前述の松田道雄氏の言葉ではないが、子どもと常に一緒にいないと「母子分離」が起って、子どもの育ちに影響があるのではないかと不安に思うこともあろう。

そうした「母子分離」で悩んでいるお母さんたちには、ぜひ「こんなときお母さんはどうしたらよいか」(松田道雄著 暮しの手帖社)も読んでほしい。

今回の疑問に対して、丁寧に答えている。

次の補助線は「議員として」で引いてみよう。→つづく

2017年11月27日 (月)

「佐藤優×井戸まさえ 超早朝勉強会@蒲田」 明朝です

みなさーん リマインドでーす。 明朝でーす ええ、朝5時半〜でっす!! 「佐藤優×井戸まさえ 超早朝勉強会@蒲田」 今月も「知の巨人」とともにお待ちしております✨ <日時:11月28日(火) 午前5時半〜>  <場所:「井戸まさえ事務所」大田区蒲田5−46−11蒲燃ビル202>



2017年11月26日 (日)

毎日新聞「今月の本棚」

本日付け、毎日新聞さん「今月の本棚」で拙著「日本の無戸籍者」(岩波書店)が取り上げられています。 ぜひ、お読みを!    

0歳児△ 1〜5歳×  都市部と逆の保育需要もある

友人が熊本市の保育園の空き状況を検索してみた、といってURLを送ってくれた。

https://www.kumamoto-kekkon-kosodate.jp/searchFacility/pub/List.aspx?c_id=24&mst1=42%2C43%2C44%2C45%2C46&mst2=47&age=0%2C1&vf=1

2017年11月2日現在の空き状況が公表されている。

友人が指摘するように、明らかに都市部とは違う特徴が出ている。

0歳児、1園を除き、△(1〜2名)とはいえ空いている、のだ。
むしろ・・1歳〜5歳が「×」多し。

産休がきっちり取れて、1歳以降に就労する親が多い、ということなのだろうか?
もしくは0歳児の場合、保育園以外で養育の担い手があるのだろうか?
幼稚園の数他との連関等も気になるところだ。

待機児童となり、痛い目を見た経験者としては、
「△」をみただけで、即申し込まねば気が焦る。

ジブンゴトではないのにもかかわらず。それだけ、プレッシャーが大きかったんだなと、今更ながら自覚もする。

「子育て支援」「待機児童対策」には全国で共通な部分と、一方では地域差もある。

都市部の感覚だけで語ると、こうした逆の保育需要があることが見えてこない。

いずれにせよ、状況をしっかり把握し対応してこなかったことが、していないことが、子育てのしにくさにつながっているのだ。

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2017年11月24日 (金)

育児中の議員こそ「テレワーク」を  課題解決に向けて具体的に語ろう!!

今回の熊本市議の子連れ出席の話をみながら、

日本の課題としてとらえるならば、保育所の整備に向けての努力とともに、

まず「すぐできること」としてテレワークの推進をおこなったらどうだろうかと思う。

議員には議会内に「控え室」がある。
会派で、の場合もあれば、無所属だと単独で、もしくは何人かの無所属議員と一緒に、実務を行なう空間が議会内に置かれている。
その「控え室」で、通常のテレワークと同様、ネット回線で議場と控え室を繋いで、議会が行なわれている時には中継を行い、議場に置かれたモニターに控え室側の議員も映しされる形式だ。
議長からチェックができる位置にモニターがあれば、起立採決等には対応ができる。もしかすると質疑も可能だ。記名投票の場合は、投票用紙を移動する手間は出るが、これも何らかの対応はできるだろう。もしくは投票するぐらいの時間は子どもも対応可能だろう。

これは別に熊本市議会に限らず、全国の地方議会でも、もちろん国会でもできる。
ただ、意図的に悪用されないような工夫は必要だから、
その辺は専門家でもあるテレワークの第一人者、田澤由利さん他に相談すると良いと思う。
(そこを端折ると、失敗するからご注意!!)

もしかしたら、議会のあり方をより良く帰るきっかけになるかもしれない。
会議の多い職についている人たちにも応用可能だ。

そう思うとワクワクする。

こういう話はイエス、ノー双方が、相手の考えを受けいられず、最後は個人攻撃で終わるケースが多い。

そんなことは誰も望んでいない。

だからこそ、具体的な話をしましょうよ!

«女性の「嫡出否認権」は当たり前で歓迎だが、無戸籍問題の抜本的解決ではない