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2011年9月29日 (木)

ブロンテ姉妹

ワタクシは二人姉妹の妹である。
姉をご存知の方には「似てはいるけど、表れが全然違うよね〜」と言われる。
彼女は細くて、めちゃめちゃ几帳面。
息子を預けているのだが、毎月の収支報告書をババ先生(我が事務所の税理士先生)にお見せしたいくらい。こんな人だったら、仕事楽だろうな。
なにせ「メロンソーダ」ひとつまで、記載&領収書付け、だよね(←ここは税理士、姫じいに通じます!!笑)

そんな我が姉妹の、幼き頃からの「野望」?は「ブロンテ姉妹」になることだった。
そう、いつの日か姉は「ジェーン・エア」を、ワタクシは「嵐が丘」を書き、
ブロンテには一人足りないけど、ある日は執筆、ある日は刺繍、そしてある日は読書三昧・・そんな日々を送りたいものである、と思って来た。もちろん、二人で世間に対してちょっと底意地の悪い?言いたい放題の「蜜の時間」もたっぷりと、である(笑)

小さい頃から「ベルバラ」はもちろんのこと、「エースをねらえ!」「オルフェウスの窓」等々、共有した漫画の台詞を丸暗記し、役になり切って演じる、というのが、我々姉妹の定番の「遊び」であった。
つまり・・家庭内女子校だね(笑)

姉の口癖は「たったひとりの妹ですもの」である。

「助けて〜」とギリギリになって姉のもとに駆け込むワタクシを泰然と見て、そう言う。
決してワタクシを責めず、騒がず、その言葉を唱える。そしてそのとき必要な、的確な対処をしてくれる。決して多からず、少なからず。遅からず、早からず。
この年になるまで、「たったひとりの妹ですもの」は「ギャグ」だと思って来たのだが、
実はこの妹を抱えてしまった運命の不条理さ(笑)に対して、自分で自分を納得させる呪文だったのかも、と気がついたよね。

その姉に、先般謝られた。
「Kちゃんがね〜、試験の結果が悪くて〜、本当に申し訳なくって〜。私がついていながら〜」
どんだけ悪いのかと思ったら、
「国語が78点だったのよ〜、ああ、ごめん!本当にごめんね〜!!」
全然、大丈夫。
何を隠そう、ワタクシは東華中時代、68番(多分女子は90人ぐらいしかいなかった)だった女。
「あら、そう?でも、私にも『プライド』があるから」(by姉)

やはり、東華で万年一桁におられた方は心がけが違う。
「ブロンテ姉妹」への夢を見られるのも、「たったひとりの姉」が彼女だからこそ。
あ、この場合の「たったひとりの・・」には、「運命に心から感謝」の意味が入っておりますのよ、姉!

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