« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月

2014年5月27日 (火)

無戸籍児の抜本解決に向けて,今すぐ国が出来ること

昨今の報道にもある通り、我が国では毎年3000人の無戸籍児が生まれ、うち500人が長期化、トータルでは1万人以上存在するはず。

衝撃の数字が司法統計と、住民票取得の際の手続きから読み取られている。
無戸籍児の抜本解決に向けて「今すぐ」我が国が出来ることを記す
①再婚した場合は後婚を優先するよう法改正(婚姻中に懐胎「もしくは出産した」を入れる)
②嫡出が前夫・現夫にかかる場合であっても、調停・裁判をする(=母が前夫を父とすることに反論がある場合は「父未定」での届け出を認める。既に外国人と結婚した場合などに使用されている)
その際、母が離婚出来ていない場合はその間子の単独戸籍を認める。(すでに母無戸籍の場合に前例あり)
③そもそもこの「300日」ルールにはもはや科学的根拠がないことは明らか。速やかに撤廃。
④離婚届の中に、今後生まれる子についての嫡出推定を外す欄をもうける。(某元民事局長が現職時代にワタクシに「私見」として示した案です)子もしくは母が前夫が父だという場合については「認知」の訴えができるようになっているため、嫡出推定を外しても問題ない。
という、4つを実現出来れば、無戸籍児問題は一気に解決します。
さて、話は変わりますが、昨日、無戸籍関連のディープ相談者の何人かとお話をしながら声が曇っていることに気がつき、どうしてなのか聞いてみた。
「失礼ながら、あまりに親切で、もしかして私、騙されてる?って気がして来て」。はは。そういうことか〜。
「これだけいろいろしてもらって、家まで来てもらって、それで無料って・・いつか高額の請求がくるんじゃないかって夫が言うんです」
それが出来たらワタクシ、こんなビンボーじゃありません(齢48にして、人生最大にビンボーです☆笑)
ちなみに「離婚後懐胎」で調停・裁判をしないで戸籍を取れた人はこの7年弱で2215人。それ以前はこの人たち全員(含むワタクシ)が例外なく調停・裁判をしていたのだ。
このコスト考えてみまっしょう。
裁判所に最低3回は行くよ。調停員、裁判官、調査官・・例えば1件につき10万円だとして、おいおい’2億2千万円’の国家予算が削減されたってことだよね。
拾得物じゃないけどさ、そのうちの1割はワタクシがもらっても罰はあたんないよ思う?(笑)
悪徳離婚コンサルタントだったら、さらにこの2215人から最低1万円いや、3万円の「お布施」を強要するよね。ってことで、あっという間に億万長者ですかねえ??
裁判所もいばって「認知調停ができます」(byオボちゃん風)なーんて言うなら、イメージガールとしてポスターはってくれてもいいはず。
・・・はい、もちろん、そんなことは言わず(笑)
本日も自腹で清く正しく美しく?がんばっちょります☆
神様は絶対に見ていて、いつか白馬の王子が迎えに来てくれるよう「相互タクシー」を予約してくれていると信じております☆

2014年5月26日 (月)

「戸籍のない子どもたち 年間500人以上> 番組内容 詳細

先ほどアップした本日午後11:30〜のNHK総合『ニュースweb』の詳細です☆

<戸籍のない子どもたち 年間500人以上>
きょう取り上げるテーマは「無戸籍」。
毎年、日本では「無戸籍」になる人が、少なくとも500人以上いることをご存知でしょうか? 学校に一度も通ったことのない人や、無戸籍のまま30年以上生きてきた人もいることがNHKの取材で明らかになりました。その背景は? 「無戸籍」で生じる問題は? DV、離婚、そしてDNA鑑定など、家族を取り巻く環境が大きく変わる今、無戸籍の子どもをどうしたら救えるのか考えます。
ゲスト:社会部 上田真理子記者

本日23:30〜のNHK総合で無戸籍児を取り上げます

本日23:30〜NHK総合『ニュースWEB』で無戸籍児問題を取り上げます。
今日は「成人無戸籍者」ではなくベビーちゃんたち。
生まれてから初めて出会う法律によって、その存在を阻まれた子どもたちとその家族の姿を通して「親子とは」「法律とは」を考えていただけたらと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/

2014年5月19日 (月)

5月21日(水)NHK「クローズアップ現代」で

5月21日(水)午後7時半〜
NHKクローズアップ現代で『戸籍のない子どもたち ~DV・離婚急増の陰で~』が放送されます。
毎年、日本では「無戸籍」となる人が少なくとも500人以上います。つまり積み上げて行けば推定1万人以上の無戸籍児・者がいるということなのです。
学校に一度も通ったことのない人、無戸籍のまま30年以上生きてきた人・・担当の記者さんたちはそうした中で30歳を越えた「成人無戸籍者」の苦悩を間近に見、5ヶ月間も寄り添いながら取材を進め来られました。
「戸籍を取りたい」・・バラバラになっていた「家族」が再会した日からようやく光が射した日のあの衝撃、戸籍がないだけでどれだけの「しなくて良い努力」を強いられているかも含め、胸がつぶれる思いです。
その元にあるDVや貧困に目を背けて、当事者を責めるのはあまりに酷であり、また積み上がっている数が推定1万人となったなら、これは政治の責任でもあります。
多くの皆さんに見ていただきたいです。「民法772条による無戸籍児家族の会」としてワタクシ、石井、そして南和行弁護士も出ているかと思います。
何より、勇気を奮ってカメラの前に立った当事者の皆さんに、最大の敬意を示したいと思います。
ここまで本当によく頑張ってこられたと思います。もうあと少し!
法によって退けられるお子さんたちがひとりもいなくなるまで、ワタクシたちも最大限の努力をしていきたいと思います。

2014年5月13日 (火)

「無戸籍児ビジネス」にご注意ください

離婚後300日問題などの無戸籍の問題について、「無戸籍だと学校に行けなくなる」など、実際の行政実務の運用とは異なる事実を喧伝し、当事者の不安をいたずらにあおる司法書士事務所等があります。

私たちは、これら事務所等に対して「無戸籍問題について事実と異なる内容のホームページの訂正を求める要請書」を送付しました。

無戸籍の問題は当事者にとっては不安も大きく、また適切な戸籍を得るためには訴訟手続などを要する場合もあります。
就学や行政サービスなどについては、当事者が不利益をこうむらないように配慮した行政の実務運用もあります。(★詳細はこちら→『民法772条による無戸籍児家族の会』ホームページ「無戸籍児の行政サービスについて」をご参照ください)

当事者の不安をいたずらに煽る司法書士等にアクセスされる場合は十分にご注意ください。

私たち家族の会では、原則として無料で皆さんの相談に対応しています。
また、法的対応が必要なケースでは信頼できる弁護士を紹介しております(そのケースに応じた弁護士費用が必要となります)。


私どもは「無戸籍児」「無戸籍者」とその家族を「無戸籍児ビジネス」から守るためにも、引き続き活動をして参ります。

2014年5月12日 (月)

またまたまた不祥事〜兵庫県の政治業界の「現状」パート??

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140510/waf14051011230014-n1.htm
またもや、ワタクシの選挙区(神戸市東灘区)での出来事。
まあ、でも、これは「まだいい」ほう。
皆様ご存知のような地域事情ゆえ(笑)政治家の一部には古い慣習から切り替えができないまま来ている人もおり、しがらみのない新人として当選してもこの文化に迎合しないと政治家同士のつながりができないので、どんどんと「同じ穴のムジナ」となる構造がまだまだあるのでした〜。(もー、どんだけネタあるか笑)
まあ、それを言うと「黙っていた方が賢い」と言われるのが政治の世界。
何時代やねん、なのであ〜る。

2014年5月 8日 (木)

玉石混淆「◎◎カウンセラー」の見分け方

たまたまテレビをつけたらある番組で「夫の女装癖で悩んでいます」というお悩みに、2000件の相談件数を誇る「離婚カウンセラー」さんが登場し、解決案を示していた。
「ご近所のふりして、夫の両親に密告する。体面を考えた両親は夫を説得する」

いや、その答えじゃ、解決しませんから。
と思いながら、実はこのことは業界が抱える深刻な問題を孕んでいるのではないか、と思い至った。(ワタクシの回答は後述する)
不祥ワタクシもここ10数年、離婚や家族の問題でおびただしい数の相談を受けて来て「家庭問題・離婚カウンセラー/再出発アドバイザー」と名乗りカウンセリング業務をしているが、
明らかに「カウンセラー」業界は「言ったもん勝ち」状態で、玉石混淆である。質が全く担保されていない。
では、「良いカウンセラー」と出会うためには何をどう判断材料にしたら良いのであろうか。

①相談件数の多さとカウンセリングの質は比例しない
たとえば2000件のカウンセリングをしようと思ったら、新受件数年間200件で10年ってことだよね。・・うーん。日に3つも4つも受けて右から左へ、だったらその件数になるかもだが、本当に寄り添った場合はなかなかそういう件数にはならない。
そもそもその件数も本人申告だろうから(笑)あまり当てにならないのである。

②嘘をつくことをアドバイスするカウンセラーは、そもそもダメ
どんな問題でも「嘘」をついてその場を取り繕っても、必ずそれは回り回って相談者本人を苦しめることになる。
「わからないから大丈夫ですよ」などと言うカウンセラーは、そもそも向いていないですな。

まあ、テレビ局なんかもどのカウンセラーをコメンテーターにしたら良いかがわからないんでしょうね。今日の内容はひどかったので本業の方々からは抗議もたくさん来ているのではないかと思うけど。

さて、上記の相談に対して、ワタクシがカウンセラーだったらどういう回答をするかと言うのは以下。

女装等については親から言われてもやめることにはならないと思います。
まずは夫側の思いも確かめた上で(ここ大事!)お互いに「家庭」についてどうしていくのかをしっかりと話し合う必要があると思います。
夫の女装をどうしても許せない場合は、早めに離婚し、再出発することも選択肢のひとつ。

そうした事情でも円満に婚姻を継続しているケースもありますが、その場合はお互いに「ゆるみ」を認め合ってというケースですね。
「そのくらいはいいよね。他は良い夫だから」と思えたならば、今までの結婚生活とはまた違った安らぎやかけがえのない存在としての関係性が生まれて来ると思います。
・・というところまでが、ワタクシのカウンセリング①

②「女装を許せないけど婚姻を継続したい」という気持ちが妻にある場合は、その辺を受け入れられるようになるための別途カウンセリング 
ちなみに女装は愚行権行使範囲=憲法13条個人の幸福追求権の行使なので、「悪い」と決めつける側にも「なぜそう思うのか」というところをきちんと引き出してあげることが必要だと思います。
そしてそのこのことを通じて、以降の人生をよりハッピーに暮らして行けるかを見通して話を聞く。解決策を探る。
それがカウンセラーの技術であり、能力である、とワタクシは思っています。

ってことで、「◎◎カウンセラー」を選ぶ時のご参考になれば。


2014年5月 7日 (水)

「大人たちが目を背けてはいけないHIV感染の背景要因としての虐待」シンポジウムのお知らせ

6月7日(土)13:00〜 宝塚大学大阪梅田キャンパスにて

尊敬する日高先生&山下先生他新進気鋭の研究者の皆さんが
「大人たちが目を背けてはいけないHIV感染の背景要因としての虐待」をテーマにしたシンポジウムを開かれます。
HIVと虐待・・深刻な性被害の元で声を上げることの出来ない子どもたちを救うためには何ができるか。しなければならないか。
一緒に考える機会にしたいと思います。
20140607_

2014年5月 6日 (火)

「画期的裁判決定を得た当事者たちと考えるこれからの親子法制」@国会 のお知らせ

5月21日(水)12:00~衆議院第一議員会館にて
特別養子縁組/性的マイノリティ/民法772条による無戸籍者他
「画期的裁判決定を得た当事者たちと考えるこれからの親子法制」@国会をしまーす!!

先般、実親の同意なしで特別養子縁組の決定を得た夫婦、性同一性障害で戸籍変更後に結婚した妻の子の父とする最高裁決定を得た男性、民法772条による無戸籍者等「現行法に阻まれ」た経験を持ち、法廷で闘った結果「画期的決定」を得た当事者たちが一同に会し院内集会を行います。
明治民法制定以来140年あまり変わって来なかった「親子法」は生殖補助医療等医学の発達や、婚姻に対する意識の変化、また性的マイノリティ等、制定当時は想定されなかったことにより起こるさまざまな問題は法改正と言う形ではなく、その都度「通達」や「解釈の変更」等で対応されてきました。しかし、法の下の平等を考えればそれでは立ち行かなくなりました。
昨年来、司法の場では大きな判断が行われた結果、現在国会では新しい親子法制のあり方について議論がされています。
しかし今、子どもたちが生まれて育つ環境への理解がなければ、どんな法律を作っても、それは逆に子どもたち、親たちを苦しめてしまいます。
現行法の何が問題か、そしてどこをどう変えれば、子どもたちの福祉に叶うのか。
厳しい裁判を闘い「画期的な判決」を得た当事者たちの声を通じて、ともに考える機会を持ちたいと思います。
皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。

参加者
◎宇都宮家裁で実親の同意なく特別養子縁組の決定を得た夫婦
◎担当弁護士 南裕史
◎最高裁で性同一性障害で性別変更後婚姻した妻が生んだ子の「父」となる決定を得た夫
◎担当弁護士 山下敏雅
◎家裁にて申し立て中 無戸籍者
他 現行法に阻まれている当事者たち

お問い合わせは
「新たな親子法制を考える当事者の会」事務局
03ー5981-8205 chappy@abeam.ocn.ne.jpまで

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »