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2016年5月

2016年5月23日 (月)

「表札」から見えてくること

数年ぶりにポスティングをする。
1000件、2000件、3000件と・・「表札」を確認しながらの作業である。
そこで衝撃だったのはその表記である。

一戸建てで二つの氏が表記されているというのはありがちなことなのだが(多くは結婚し、氏が変わった娘家族と同居=いわゆるマスオさん状況)
2世帯ではなく1世帯用のマンション・アパートにおいて、複数の氏が書かれた「表札」があまりに多いのだ。
それが同棲なのか、事実婚なのか、婚姻して同氏になっているが外向きには夫婦のどちらかが通称使用なのかは外からはわからない。
しかし、いずれにせよ、生活をともにしている家族で、構成する人々が別の氏で暮らしているという現実がこれほどあるということを想像していなかっただけに、面食らった。

「選択的夫婦別氏」を認める、認めないといった議論がどうあれ、もはや「別氏」を選択するのは当たり前のように人々の間に根付いていて、その多くは生活実態と法的担保が同じであれば良いと思っているであろうとも想像できるのである。

この現実を見ると「子どもの氏が問題」という議論ももはや成り立たない気がする。子どもたちは父母の氏が違い、自分の氏と一方の親の氏が違うこと、また、離婚も増加した中ではシングルマザー・ファザーと子どもの氏が違うケースもあることも含めて、それは「日常」であり、氏が違うから家族の愛情が薄れるというものではない、というのは、何よりこうして複数の氏を「表札」に掲げている人々が証明しているような気がする。

「そんなはずはない」という方は、ぜひ一緒にポスティングしましょう!

「いや、やっている」と言う方もその観点から見てみてほしい。
政治の対応が遅れているうちに、どんどん現実は前に進んでいるということが理解できると思う。

2016年5月21日 (土)

集会が続きます!!

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今朝の朝刊各紙に6月4日午前11時〜@大田区産業プラザPIOにての「佐藤優氏講演会」告知の折り込みビラを入れました。
事務所にいると、ピー、ピーとFAXが鳴って、なんだか嬉しい☆
昨日は民進党東京4区結成大会、その2週間後に佐藤先生・・と集会が続くのだが、過去の記録を見てみると、この規模の集会を4週連続やっていた時期もあり(笑)今更ながらどこにそのパワーがあったのだろうかと思ったりする。

過去の自分を越えなければ。

党勢は足踏状態。だからこそ攻めていきます!!

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2016年5月16日 (月)

都道府県でちがう「政治資金収支報告書」チェックの厳しさ・ゆるさ

「政治活動収支報告書」チェックの厳しさ・ゆるさは、所轄の都道府県の選挙管理委員会で全く違う。

ワタクシが政治活動をする上で、幸運だったことのひとつは、出発点が神奈川県だったことだ。
「政治資金収支報告書」を提出するときは一日がかりで、もしくはその日に受理されず、出直しと言う時もあった。
細かい細目や、記載について、それこそ重箱のスミをつついての指摘。
決して不正な支出計上ではない。
が、全ての領収書との突き合わせや日付のチェックまで、当事者が気づかないところまで、本当に良く見て、指摘をしてくる。
当時は手書きだったので、余計に大変だった。
何度も泣きそうになったが、これが「プロの仕事」なのだ。
ワタクシ自身がそのやり取りの中で会計実務は相当に鍛えられたので、本当に感謝している。 (知り合いの政治活動者によれば神奈川は今も厳しいらしい)
その後、兵庫県に移って、びっくりした。
「え?まじ?もう終わり???見てる???」
宮城もスルー系。 が、時間がかかる。人員配置が少ない。(いずれも当時・当社比)
・・いうふうに、選管によって会計監査以上に厳しい眼で見ている選管と、そうでない選管がある。
今回問題になっている件も含めてさまざまに指摘がされている「政治資金収支報告書」案件についても、神奈川県だったら起こってないだろうな、などとも思う。
まあ、今回は記載の問題ではなくて、内容の問題だから、それ以前の話なんだけど。
さて。その政治活動収支報告書は誰が書いているのか?
①政治家本人
②家族
③秘書
④税理士・会計士等専門職
の4パターンであると思うが、 人のも含めて、この報告書を書いたことがあるか否かは、 政治活動の真髄を知る上で大きな違いである。
収支報告作成の経験のあるなしを選挙に出る時の経歴に「◎」「×」で書いてほしいぐらいだよね(笑)

2016年5月14日 (土)

政治資金 「誤解を招いた支出分の返金先」

http://mainichi.jp/articles/20160514/k00/00m/040/079000c
週刊文春の報道を受け、政治資金収支報告書に記載された支出の中で私的利用をしていたのではないかと指摘をされた部分に関し、精査の上収支報告書を訂正し「返金をする」としている。
さてその「返金先」はどこであろうか?
多く人々は国や都、つまりは国民にに、であろうと思うのではないか。
いやいや、そうではない。
実際は「舛添氏の政治団体」へ、である。
つまりはこの団体の繰越金が数字上増えるだけだが、解散をしている場合通常は繰越金0である。そのために別途の領収書等が充当するのか、残高を残すのか、はたまた解散手続きの中で行なわれたと思われる泰山会(
知事就任後に設立された舛添さんの政治団体)への寄付約5000万にプラスするのか・・どう扱うかは注目である。

しかし「返金する」というと、なんだか溜飲が下がる気がするのは、よく話題になる地方議員の政務活動費と混同されがちであるからだ。
政務活動費の場合、不適正支出とされ返金が求められた場合、返金先はその費用の出所である当該自治体となる。不正に使われた部分の税金が戻ってくる訳だ。
今回は個人が持つ政治団体の問題なので、つまりは返そうが返さなかろうが、国庫他に返納されるわけではないのだ。
その収入の多くが政党交付金、または交付金を受けとった団体からの収入であっても、だ。
舛添氏に寄らず、政治資金の不正支出が疑われる場合でも、虚偽記載とされるケースはごくごく稀である。買収等が疑われない限り訂正で済まされてしまう。
政党交付金に関して言えば政党がその使途について相当厳しい監査をしている。税金だから当たり前だが、「新党改革」はその機能がなかったのだろうか。
(以前報道された「政党交付金で借金返済問題」も、それが本当だとしたら使途報告はどんな形で行なわれていたのか、気になるところだ)
ただ、以前にも書いたが、政治活動者は通常、その政党交付金や献金だけでは足りず、自己資金を「寄付金」や「貸付金」として政治団体に投入している。会計には真剣にならざるを得ない。
一方で「自分のお金」という意識から抜けることは難しいから、気をつけないと「公私混同」となる。だからこそ、会計事務をする場合は、報告書提出の段階で相当慎重に精査をするのである。
舛添氏事の場合、知事になってからの「高額ホテル代」や「湯河原への公用車利用」等も含めて、基本「人のお金」だと思っているからこそ、できることなんだろうな。

2016年5月11日 (水)

なぜ、それ、計上??  「政治資金収支報告書問題」に思う

「めんどくせー」

ワタクシが「これ、プライベートじゃなくて政治活動だよね😭」と思われるものも自腹を切るのは、ただひと言「面倒くさい」からだ。

舛添知事の公私混同ぶりは論外だが、
政治活動は私的な活動と重なり合いも多くて、
それをどう政治資金に計上するか、頭を悩ませる。

ちょっとでもプライベートが入れば「あーだこーだ」と、
いくらでもいちゃもんはつけられるわけで、それに対応するだけで計上した以上のコスト(時間・費用)がかかって面倒なのだ。

そのリスクを回避するには、少しでも私的な部分と重なるものは大きめに案分するか、自腹を切る選択しかない。

が、自腹を切れば、その分は「政治資金収支報告書」には計上されないので、逆にその人が行なっている政治活動は全体は見え難くなる、というマイナス面もあることは、国民のみなさんには知っていてほしい。

その前提ではあるが、
「政治資金収支報告書」とはその政治家がどんな心根を持っているかを如実に表す。
マジメ、オオザッパ、セコイ・・
献金者の動向を見れば、培って来た人間関係もある程度は見えて来る。

この報告書、昔のように、わざわざ選挙管理委員会に足を運ばなければならない面倒はなくなり、以前はオンブズマンの専売特許だった問題提起も、今やネットを使えば一般市民が家にいながらにして一瞬にしてできるようになったから、政治家はより心しなければならない。
・・というふうに、「政治資金収支報告書」を巡っての、公開状況がここ5年ぐらいで大きく変わったのだが、それに対応できていない政治家が意外に多くて驚く。

地方議員をしていると、「政務活動費」の会計報告で鍛えられるわけだが、国会議員や知事の経験のみの人は、その辺の脇が甘い、ということなのか。

しかし。
頭脳明晰なはずなのに、なぜあんなの計上したのかなあ?
普通は会計担当者や監査人が気づくであろう。
まあ、その辺の人選や人間関係も含めて、
まさに「政治資金収支報告書」はその人の人生を表す、ということか。

2016年5月 9日 (月)

6月4日(土)午前11時〜 佐藤優氏講演会(入場無料)

6月4日(土)午前11時〜

大田区産業プラザPIOhttp://www.pio-ota.net/access/ にて
「佐藤優氏講演会」を開催いたします!!
入場無料です。
お申し込み受付中です☆
どなたでも参加出来ます!!
大田区はもちろん遠方からのご参加も大歓迎です☆

お問い合わせ・お申し込みは
chappy@abeam.ocn.ne.jp
電話 03-6428-6840
FAX 03-6428-6841

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2016年5月 2日 (月)

「票、買いまへんか」

「票、買いまへんか」

業平橋から、海へと流れ込む芦屋川を縁取る豪邸と松並木の風景を見るたびに、「芦屋の最も豊かな地域は六麓荘でなく、平田町だ」という田中康夫氏の言葉と、この近くの大桝町に選挙事務所を構えて3日目にやって来た人物のことを思い出す。

15年前のことなのに、遠く、遠くの記憶。
が、だからこそ鮮明に、ひとつひとつの言葉がまるで石に掘られているかのように揺るぎないものになっている。

「率直に言いまひょ。3000票でよろし。負けてる分だけ、それ以上は必要おまへん。無駄な買い物はしたら、そりゃあきまへん」
男の眉は薄かった。

これから選挙に出ようとするワタクシに対する突拍子もない申し出は、この男が「最初」であったが、「最後」ではなかった。
次々やって来る困った来訪者に戸惑いつつ、一刻も早くこの空間から出てもらわねばとドアの方まで必死に誘導する。
「ありがとうございます」と送り出したら、彼らの後ろ姿に影ができるか否かを確認せざるを得なかった。

しばらく経つと、若干、事情がわかってきた。
「ハカセ」に「モンク」に「キツネ」。「ウヨク」「ベントウヤ」。
「ヤヌス」と呼ばれる女もいた。
お決まりの登場人物だったのだ。

彼らがどうして暮らしていけているのかは全く不明だった。

そして、ワタクシは負けた。
3000票差だった。

国道2号線から43号線に至る間のほんの数百メートルの帯を横切るたびに、思う。
彼らは今も、同じように「巡礼」を続けているのであろうか、と。

(*呼び名については一部変更しています)

命日、おめでとう!

夜中にふと目覚る。
今日は母の命日。この時間帯だった。

「息を引き取る」が文字通りであること。
医師は主だった人が到着してから「臨終」を宣言すること。(たぶん、死に目に会えなかったと文句を言う人がいるのであろう)
お葬式にまつわる、葬儀屋さんとの交渉・・
などなど、親の死の前後の経験を経て、子どもはようやく大人になるのだな、ということを実感する前後1週間だった。

母はワタクシ以上に慈善家だったが、一方でいつもどこかで世の中をシニカルに、斜めから見ていた。
だからこそ、面白かった(笑)
日々、そんなに大事件が起こるはずもないのに、学校から帰って毎日、母の話を聞くのが楽しみだった。
「今日のお題」はなんだろうかとワクワクした。
いや、その「お題」よりなにより、母がどの視点から斬るかを見たかったんだと思う。

母としかわかり合えないはずの「笑いのツボ」は、不思議なことに亡くなっても消えていない。
実際に会話ができなくても、どこかで共有している感じがする。

波瀾万丈が起こる度に、母の仕業だな、と思う(笑)
実際はそうじゃないんだろうけど、今も圧倒的な存在感だ。
病の苦痛から解放され、自由に歩けるようにもなって、なんだかパワーアップしている感じ??

ってことで。

おかあさん!命日、おめでとう!

おかしいけど、亡くなって3年目、そんな気持ちである。

2016年5月 1日 (日)

今の大学生が欲しいのは「車」でなく「海馬瀬人のアタッシュケース」?

衝撃的な話だった。

上の子ども(23)が小さい頃「遊戯王カード」が流行っていた。
それが、今、再燃しているという。
ブームの中心にいるのは、大学生。
まさに子どもの頃にハマっていた世代。
子どもによくせがまれたな、ということは憶えているが、 どこがどう面白いのか、カードゲームの真髄については全く理解がないので、その価値もわからない。
そもそも「遊戯王カード」と聞いただけで、子ども用という印象がある。
大学生の頭脳と精神構造に耐えられるものなのだろうか?
しかし、よくよく聞けばこの「デュエル」、単純な勝負ではなく、かなり頭を使うものらしく、高学歴ほど、しかも理系ほどハマっていく傾向があるらしい。
「今の大学生が欲しいのは『車』でなく『海馬瀬人のアタッシュケース』なんだよ!」
アタッッシュケース?
カイバセト??
何?誰??というワタクシに、「遊戯王カードオタク」だという大学生の母は、詳しい解説をしてくれた。
アタッシュケースはカードを保管出来るジュラルミンケースもどきで「海馬コーポレーション」と刻印されている20個限定のレアもので、ココイチで1000円以上のカレーを食べたレシートで応募出来るそう。
オタクの息子につきあい、最近はココイチカレーでお腹いっぱいと言う慈母。
偉いなあ。
「井戸さんちのお兄ちゃんにも聞いてみなよ。絶対欲しいって言うってば」
えー、そうかなあ?
ってことで、試しにうちの長男にメールしてみた。
「カイバセトのアタッシュケース、欲しい?」
すぐさま返事があった。
「欲しい♥️」
・・・はぁ?
♥️はなに??
だ、大丈夫か??
「ほらね」 慈母の勝ち誇ったような笑顔。
別のママ友に聞いたら 「遊戯王カード。男の子二人で、軽く50万円は使っている」と即返来た。
同時期に子育てしてたのに、ワタクシには全く見えていなかった世界があったのだなあ。
でもしかし。 この母たちにちょっと話を聞いただけでも、 実はこの「遊戯王世代」、ワタクシたちの時代には鍛えられなかった脳の別の部分を鍛えていていたり??
これだけの子どもたち(と母たち)を夢中にさせる仕掛けを覗いてみたい。
18歳選挙権に対するアプローチの一筋が見えてくる、か??
いや、そう思う段階でもやはダメっすよね。

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