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2017年1月27日 (金)

「ダブルマリッジ」〜日本の戸籍上も重婚可能という現実

「ダブルマリッジ」(橘玲著 文藝春秋)読了。

日本人でも重婚できることは知っていたが(みなさん、実はそーなんですよー既婚者でも外国人とは比較的容易に重婚可能)
戸籍に「ふたりの妻」(もしくは夫)が、堂々と記載されるということがあることは知らなんだ。
通常は戸籍係が気づいて未然に注意し、不受理・・と思っていたら、
この本に記載通りだったら単に行政手続きでできるんだね。
思わず、関係各所に問い合わせしてしまった。(回答は月曜日に貰う予定)
どんなふうに戸籍に記載されているのか、ちょっと楽しみでもある。

この小説は昔、フィリピンの教会で結婚式を挙げたフィリピン人の女性とその子が、突然既婚日本人男性の戸籍に「妻と子」として記載されていてびっくり、というところから話は始まる。
ただ、「日本人になるために男を騙して」という話ではなく、
日本にける国籍法や戸籍法の曖昧さや危うさ、そしてその中で生きる人々が翻弄されて行く姿をシニカルに描いている。
これだけ戸籍や国籍についてのバグが見つかっても、
なんら手当をしようとしないって、やはりそれはマイノリティ、ごくごく少数の問題だと思っているんだよね。
そこに大きな誤解がある!
国籍法や戸籍法は国の主権者を決める民主主義の原点でもある。

丁度佐藤優先生からも、そこは国家を考える上での「キモ」部分でであり、それを語るのは国政を担おうとする者の責務。
日本における数少ない専門家として今こそ、もっともっと発言・発信して行くべきとハッパもかけられた。
なので「なるはや」でもろもろ頑張ろうと思う。

これ読んで、さらに危機感募ったし。

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