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2017年3月23日 (木)

完璧だったはずの「幕間対策」が崩れるまで

http://blog.fujitv.co.jp/goody/E20170323002.html
普段、テレビをほとんど見ないワタクシであるが、
今日はクギヅケだった。籠池氏、証人喚問にである。
参議院から衆議院に移る間、フジテレビのグッディを見た。
コメンテーターは時事通信の田崎史郎氏とフリージャーナリストの山口敬之氏。言わずと知れた「総理のお友だち」で、お二方ともこの証人喚問は籠池氏が完敗、というふうに持って行こうという意図がアリアリだった。
しかし・・普通はこのふたり、呼ばないよね?
カウンターが安藤優子さんと生稲晃子さん。あきらかにバランス悪い。
そんな中で、「 口利き依頼の返事で昭恵夫人側のFAXをグッディ!いち早く入手!」と、谷査恵子氏が発信したFAXを出して来た。1枚目だけ(笑)

で、
山口「昭恵さんの名前を使う場合は問い合わせをするんですけど、なぜかというと谷さんはずっとベタ付きしてますので、昭恵さんの後援の人だとかいうことは知ってるわけですね。こういう問い合わせをしてほしい、とか口利きをしてほしいっていうのは大量に来るので、どう処理するかっていうと、問い合わせは一般論的な問い合わせをした上で“最終的にこういう風に返しますけどいいですか?”って言った時に昭恵さんにこれでいいですか?というファックスを送り返す前に見せたそうです」

安藤「どういう感じなんですか?田﨑さん」

田﨑「官僚の書かれた文章だから非常に丁寧なんですよ。相手を気遣いながら断るべきとこは断ってるっていう文章ですよ。あと大事なのは籠池さんが昭恵夫人に連絡したのにその回答するものは秘書官にやってらっしゃる。だから昭恵さんは直接さわってないわけですよ。それがポイントなんです」

と、コメント。
2枚目FAXの予算措置のところを見ていたら、さすがにこうは言えない。
となると、昭恵氏、並びに谷氏は、自分の都合のよいところだけ官邸や山口氏に報告していたということなのだろうか?

さらに、山口氏は籠池氏は昭恵氏のごく最近まで携帯電話を知らないはず。留守番電話も固定電話に固定電話にかけたものではないか、と言っていたが、
証人喚問をうけての昭恵氏のコメントを見る限り、ここには反論していない。

グッディでは特ダネ!的な見出しだったが、逆にこれが残っていることで、ちと、間が抜けた感じ。
取材力が問われる結果となった。

さて、今日の証人喚問に挑むにあたっては、
自民党サイドは、質問者の西田参議院議員他、昭恵さんとも十分に打ち合わせをし、証拠も含めてしっかり固め理論武装。「幕間対策(ワイドショー)」も怠らず闘いを挑んだつもりだったが・・籠池氏がFAXの2枚目を読み上げた以降は「おいおい、たのむぜ、正直に言ってもらわないと!」と、総理サイド関係者はてんやわんやなのではないかと思う。

維新に至っては・・お気の毒感も。
下地衆議院議員、正直過ぎ(笑)

いずれにせよ、この緊迫する場面で、どのタマが飛んで来ても、それなりに短期間で打ち返す籠池氏の言葉の運動神経の発達ぶりと、その後、外国人記者クラブでの会見まで語りまくる体力には恐れ入る。

「事実は小説より奇なり」ですなあ。

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