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2017年5月

2017年5月28日 (日)

「出会い系バー」   誰もが納得する前川氏の答えは・・

前川文部科学省前事務次官が夜間中学設置に尽力したり、退職後名を名乗らず学習支援ボランティアしていた、という話がSNSで次々流れて来る。

省内外で人望もあり、能力もあったのだろう。
記者会見での前川氏の誠実な語りは菅官房長官のそれに比べて、遥かに信頼できる。

安倍政権の欺瞞を正すために、新たなキャラクターが登場。絶好のチャンスが来た!と軽い興奮も生まれているが、前川氏の今回の行動を肯定する人ほど、心のどこかではやる心にストップをかけているのもわかる。

「出会い系バー」。
やはり気にかかる。
なぜそこに頻繁に行き、時にお小遣いを渡すことまでしたのか。
「貧困現場の視察」というだけでは、人を説得することができない。

前川氏の「良い人エピソード」は「出会い系バー」を打ち消すため、カウンターとして出てきて彼をアシストする。
それを重ねて行く中で、そんな素晴らしい前川氏は「違法行為には至っていない」と打ち消すことで、

物ごとの本質であるところの不正認可に焦点を絞りたいと言う思いはわかる。

が。
どうせなら、前川氏がここで感じたこと、学んだことを論文やノンフィクションを書けば諸々の懸念は消えるような気がする。

実際、ひと文字でも書き始めた段階で、この「出会い系バー疑惑」は払拭されるはず。

(「視察」のアウトプットがないから、もろもろ言われるのは、政務活動費と似た構造でもある。ま、自費で行っている訳だから、そこまで言われる筋合いではないのだが)

本来は合法的に営業している出会い系バーに行くことは何ら問題ない。

今回の文科省の文書に関する証言の信憑性とも全く関係ないはずだ。

だが、そこが一緒にされ、違う「印象」を持たれてしまう面倒臭さがある。

それを払拭するコストは結構なものだ。

まあ、それをSNSで払拭しようとしている、ということなのかもしれないけれども。

いずれにせよ、

にっちもさっちもいかない人々が身体を張って生きる現場は彼にはどう見えていたのだろうか。

読んでみたい。

2017年5月26日 (金)

重版しました !

「無戸籍の日本人」が重版しました。

本日の朝日新聞には広告が入っています。
ありがたすぎ
読者の皆さんに改めて感謝です!

ん?お隣は酒井順子さん。
政界の「男尊女子」対談もしたいわ〜(笑)

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2017年5月23日 (火)

NHKBSプレミアムドラマ「クロスロード〜声なきに聞き形なきに見よ」いよいよ始まります!!

この日曜日・5月28日から、監修を務めたテレビドラマがNHKBSで放映されます。
テーマは無戸籍。舞台は大田区(笑)
舘ひろし×神田正輝ダブル主演の重厚社会派プレミアムドラマ「クロスロード〜声なきに聞き形なきに見よ」。
時折しも「無戸籍の日本人」が重版となり😭
読者の皆様、またお目にかけていただいた方々にこうしてテレビドラマやドキュメンタリー等、形を変えながら社会への問いかけをしていただけることに感謝いたします。
が、昨日も一昨日も・・新たな問題発生で、その対応に追われています。
いつになったら、終わるのか。
まさに「声なきに聞き形なきに見よ」は今、国会にいる人々、そして全ての日本人に問われている言葉であるとも思います。
しかし・・舘ひろし、かっちょよかった〜💓♥️
神田さんも沙也加さん、ご結婚おめでとうございます!

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2017年5月12日 (金)

次回は8月31日(木) 佐藤優&井戸まさえ「超早朝勉強会」@大田区

第一回佐藤優&井戸まさえ 超早朝勉強会 大盛況のうちに終了いたしました〜
世界初の?試みでしたが
佐藤先生の圧倒的な見識、そして皆さまのご協力で濃い時間が過ごせたと思います ありがとうございました!!
しかし・・できるもんですね。朝5時半(笑)
パンを焼いて下さったiriya puls cafeのNaomiさんにも感謝です♥️
そして・・次回も決まりました!!!
8月31日(木)午前5時半〜7時
3箇月に1度のペースで続けて行きたいと思います

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2017年5月10日 (水)

佐藤優&井戸まさえの「超」早朝勉強会@蒲田 いよいよ明後日です!

佐藤優&井戸まさえの「超」早朝勉強会@蒲田
いよいよ、明後日5時半〜ですええ、朝の(笑)
「トランプ後のアメリカと世界」「安倍政権」「都議選」「民進党の今後」等々、脳内活性しまくりの早朝勉強会♥️
お待ちしておりまーす

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2017年5月 8日 (月)

NHK・ETV特集「暮らしと憲法」第1回「男女平等は実現したのか」

NHKのETV特集「暮らしと憲法」第1回「男女平等は実現したのか」が放映され、反響が続々届いている。

番組については、弁護士の山下敏雅先生が詳しく書いて下さっています。

山下先生は性同一性障害の夫婦の間の子どもが夫婦の嫡出子となるか否かを巡って、最高裁で逆転決定を得た時の弁護団長ですが、

今回のETV特集で登場する30代後半の無戸籍兄弟の弁護も担当して下さり、出口が見えず、途方に暮れていた兄弟を救って下さいました。

母親を支えてくださった阿部みどり弁護士、高取由弥子弁護士、宅見誠弁護士ともども、社会正義の実現のために闘ってくださった先生方の姿を思い浮かべながら、画面に見入りました。

以下、山下先生のFBからの転載です。

 この番組に出てくる,つい最近まで無戸籍だった30代男性は,その弟も無戸籍でした。この兄弟とお母さんとを, 井戸 まさえ (Masae Ido) さんが支え,私たち弁護士に繋いでくださって,戸籍ができるよう家裁の手続きを取りました(弁護団は,高取由弥子弁護士,宅見誠弁護士,阿部みどり弁護士)。

 夫のDVからなんとか逃れ,離婚の手続きすら取ることができなかった女性。その女性が,その後他の男性との間で子をもうけても,「妻が婚姻中に懐胎した子は,自動的に夫の子と推定される。それを否認できるのは夫だけ」という強力な嫡出推定(民法772条)が壁になります。ようやく離れた前夫と嫡出否認で再び関わなければならないがどうしてもできない女性は,出生届を出すことができず,その結果,子がずっと無戸籍のままとなってしまうのです。

 この番組の中で,最近まで無戸籍だった30代男性は,次のように語ります。

(ナレーション:戸籍がないと知ったのは高校1年生のとき。バイクの免許に必要な住民票を取りに市役所に行ったところ,戸籍に名前がないと告げられました)
 「大変なことっていうか,もう,全てなんですよね。人として,大人として,全てのことができなくて。就職もままならないし。身分証明書がないので。免許証がなくても住民票くらいあるでしょう,保険証くらいあるでしょう。全てがないので。そんなわけわかんないのをうちでは雇えないよ,と言われたのが,とても悔しくて。」

 「やっと戸籍が取れたんですよ。」
(ナレーション:トシさんは,今年,弁護士のサポートを受け,実の父親とのDNA鑑定を行うなどして,戸籍を手にしました)
(届出日が平成28年12月27日,記録日が平成29年1月26日の戸籍を見ながら)
 「記録を見たら今年の1月ですか。生まれたての赤ちゃんみたいですよね(笑)。もらってみて,こんな紙切れ一枚のせいで,どれ一つ何もできなかったのも事実なので…。日本国民が国民としてまっとうに生きていく,それが根底にあるならば,なんでこういうことになるのかな。日本国民以前に,人として,まっとうに生きてこれなかったので,この法律って何なの,みたいな…。」

 先日,家族みんなと弁護団とでお祝いの場をもったとき,心から本当によかったという思いとともに,人としての存在を無視し放置する社会制度への怒りを,改めて実感しました。

 最高裁で逆転勝訴した性同一性障害のお父さん( 前田良 さん)とその妻とが,第三者精子提供の人工授精でもうけた子は,嫡出推定の規定どおりにいけば前田さんが父となるはずです。しかし役所は,こちらのケースでは,嫡出推定を及ぼさないという対応をしました。前田さんの子は当初2年間無戸籍のままで,その後は父の欄が空白の戸籍を役所に勝手に作られました。それが,最高裁で正しい判断がなされ,前田さんが父として認められたのです。この前田さん一家をずっと支えたのも,井戸まさえさんでした。

 戦後急いで改正した民法の家族に関する規定は,憲法の理念に,未だにマッチしていない部分が残っています。そのために苦しい人生を送っている人々が現在もなお実際に存在しているのに,民法のほうを憲法の理念に合わせて正しく改めることを国会は怠り,むしろ,憲法の家族に関する規定を後退させようとする動きがあります。私はそれをとても懸念しています。

 NHKのこの番組は,216円で視聴することができますので,ぜひご覧ください。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017078509SC000/

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「「重婚」に関する質問主意書」で明らかになったこと

逢坂誠二衆議院議員が「重婚」に関する質問主意書を提出、それに対する答弁が出た。

 今年公刊された橘玲氏の「ダブルマリッジ」で指摘をされているように、戸籍には婚姻欄にふたり以上の配偶者が記載される例は少なからずあり、和学時では現実に「重婚状態」(ダブルマリッジ)が可能になっている。

辞任した中川経済産業大臣前政務官の例を引くまでもなく、既婚者が海外で婚姻し、結婚証明書を得る事例が発生しているが、果たしてこの行為自体が法律違反に当たるのか否かも

「配偶者のある者が国外で別の者と結婚式を行い、結婚証明書を得ることは可能である。これはわが国の法令に反する行為であるか。」と問うている。

 で、「閣議決定」された内容は・・

「外国において婚姻する場合、婚姻の方式は、婚姻挙行地の法によるものとされていることから、配偶者のある者が重ねて婚姻する事態が生じ得るところ、そのような婚姻は、我が国においては「配偶者のある者は重ねて婚姻をすることができない」と定める民法(明治二十九年法律第八九号)第七百三十二条の規定に反するものである。」

 つまりは、配偶者のある者が外国法で婚姻行為をしたとしたら、それは我が国の法律違反に当たるとの見解だ。

違反した者については、刑法第百八十四条「配偶者のある者が重ねて婚姻をしたときは、二年以下の懲役に処する。その相手方となって婚姻をした者も、同様とする」との罰則が設けられている。

 日本国憲法第二十四条では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とした上で、「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない」と規定、一夫一妻制を要請している。

 それにもどついて作られてるのが民法第七百三十二条「配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない」であることを、政府の一員であるものが知らなかったというのであれば、これ以上お粗末な話はない。

2017年5月 4日 (木)

都議選の「公約」

今朝の新聞に「都民ファーストの会」の公約が明らかになったと報道されていた。

「政務活動費(1人あたり月50万円)を使った飲食の禁止」
「約20台の都議公用車廃止」


一瞬、目を疑った。都議会ではこんな当たり前のことが「公約」になりうるのだと。


政務活動費に飲食や、飲食を伴う会合の会費を充当するか否かというのは、議員の税金に対する感覚を見る上で、最も確かな情報だ。
たとえ政務活動費の使途規則が飲食可能となっていても、「それはおかしいんじゃね?」という感覚を持っているまっとうな議員はそこは自腹を切るだろうし、真面目に活動していていれば飲食費を落とすだけの余剰金は出ないというのが、体験を通して感じることだ。


「都民ファーストの会」がこのことを公約に入れるのであれば、公認・推薦候補者のうち公職についていた全員の政務活動費の使い方で飲食費や会合否があったかなかったかを公表したら、それこそ画期的だと思う。
「ルールがあるから」「ないから」ではなくて、政治姿勢としてそれを貫ける意志、そして実践する力があるかないかは、政治家としての一番の資質だからである。

ま、公表せずとも、情報公開請求をしたらわかるのだがな。
マスコミの皆さんもその辺は調べるのだろう。(宝の山が出てきそう?)

しかし・・他の都道府県議会ではとっくの昔に行なわれていることが都議会ではいまだだに続いているとは、不交付団体・東京がいかに財政的に恵まれているかの象徴的な事象にも思える。

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2017年5月 2日 (火)

NHK/ETV特集「暮らしと憲法 」 で

この5月6日からNHK/ETV特集「暮らしと憲法 」がスタート。

第1回 「男女平等は実現したのか」で取材協力。

昨年末にようやく戸籍を得ることができた30代後半兄弟のインタビューが初めて放送されます。

山下敏雅弁護士、高取由弥子弁護士、宅見誠弁護士、阿部みどり弁護士他、多くの弁護士さんが「母方」「父方」「子ども方」とそれぞれをサポートしながら、ようやく無戸籍状態が解消された事例です

😭
男女平等をうたった日本国憲法の理念と理想と乖離した場所で生きざるを得なかった「日本人」の存在を通して、憲法とは何かを考える機会になれば。

24条では我妻榮先生も登場するらしく、楽しみ!

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