蓮舫民進党代表が辞任
蓮舫民進党代表が辞任した。
会見を聞いた。
厳しい時期の代表職に全力を注いでがんばって来られたと思う。
党員、また総支部長として感謝の気持ちを述べたい。
ただ、一方で、残念なのは、今日の会見にいたるまで、既に社会的課題となっている「二重国籍」や「国籍法」そのものの問題と正面から対峙しているようには見えなかったことである。
今日は「二重国籍問題」や「戸籍開示」についての質問も出た。
「二重国籍問題」についての言及は「辞任の理由ではない」という文脈でだけだった。
「戸籍開示」について質問については、
「戸籍法の改正等が必要だと判断すれば党の中で議論をしていきたい」と述べたが、開示の問題と戸籍法はそれこそ別の問題だ。
民進党代表として「二重国籍や、国籍法の足らざるところについて熟議が必要」という言葉を、あの場でこそ言ってほしかったと思う。
それこそが、「多様性の象徴」として就任した蓮舫代表の役割のひとつだったのではないか。
民進党も真の再生を行なうために、
党員サポーターを含んだ代表選挙を、強く望む。
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