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2017年8月 5日 (土)

それは嘘ではないけれど〜  「斉藤由貴論」①

斉藤由貴氏にせよ、今井絵里子氏にせよ、
これだけ話題になるのは、彼女たちが「子を持つ母」であるという側面を無視することはできない。
子育て中の母が、子をおいて、夫以外の、もしくは妻のいる男性と「一線を越える」ことは、多くの人々にとって「信じたくない現実」なのである。

実はワタクシ、昨年11月に書いた「松本隆論」の中で、

斉藤由貴氏についても言及しているのだが、

「卒業」は戦後初めて?かわいらしくてはかなげな女の子が、大方の流れに逆らって「泣かない」「待たない」ことを宣言した画期的な楽曲である。

従順で夢見がちに見える少女が、「それは嘘ではないけれど〜」としつつ、現実を直視せよと男子を諭し、行動するのである。

豊田真由子氏、松居一代氏、稲田朋美氏、蓮舫氏も含めて、「2017年オンナの事件簿」ともいえる様々な事象は、「おにぎりマネージャー論争」「家事ハラ」「保育園落ちたの・・」他、ここ数年のジェンダーをめぐる問題と無関係ではない。いや、その根源はつながっているのだ。

こうした中で「国籍」や「戸籍」が問われたことは、実はこの国が抱える、そしてあいまいにし続けてきた問題が、いよいよ吹き出さざるをえない状況まで追い込まれているということを示しているのかもしれない。

いずれにせよ、日本社会にとっては今年がひとつ、大きな節目であることには間違いない。


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