« 小泉今日子と斉藤由貴にみる丙午オンナに関する時代的考察 ①〜闘うミューズあるいは「同志」という言い訳をしなければならない不自由 | トップページ | 非戸籍と丙ウーマン »

2018年2月 6日 (火)

目の前で苦しんでいる人がいるときに・・

司法書士さんより「日本の無戸籍者」(岩波新書)のご感想をいただいた。
著者冥利につきます。ありがとうございます。

以下、ご感想です。

*********************

「目の前で苦しんでいる人がいるときに「制度」の話をしてもまったく役に立たない。しかし、一方で制度そのものの議論をしなければ、問題は解決しない、なくならない。その狭間を埋めるために・・・」著者のおわりにの言葉にこの書籍の性質、あるいは著者の日常的な活動が語りつくされている。

著者は、戸籍制度専門の学者というわけではない。しかしこの書籍は、戸籍制度に関して調べつくし分かりやすく歴史的・そして現代実際に起こっている問題と重ね合わせて解説されている。まことに質の高い書籍になっている。
昨年、私は戸籍を見失ってしまった方の支援をしたことで、ようやく戸籍の問題に気づき、この書籍を手にした。司法書士は、日常的に戸籍を扱っているにもかかわらず、この不完全で無用になりかけている制度に対して、意見を持っていない。法律家としては未熟以前の問題だろう。

今日もまた、この書籍で触れられている姻族関係終了の相談を受けた。

無戸籍がなくなる可能性がないのであれば、相続については完全ではないということを認めざるを得ない。そうであれば、そもそも戸籍は必要なのだろうか?

313870

« 小泉今日子と斉藤由貴にみる丙午オンナに関する時代的考察 ①〜闘うミューズあるいは「同志」という言い訳をしなければならない不自由 | トップページ | 非戸籍と丙ウーマン »